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  • 2017.01.21 Saturday
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【長編ノンフィクション「開かずの扉」】

(稲川淳二風にお読みください)

これは、今朝、私の身に本当に起こった出来事です…

出勤前にシャワーを浴び、浴室を出ようとしたところ、ドアノブがうまく回らないんですよ…
「変だなー、おかしいなー」と、もう一度力を入れて回したら、今まで回らなかったドアノブが、急に「フッ………」と軽くなったんです。

しかし、手のひらにはずっしりとした重み…

「やだなーこわいなーこわいなー」と手のひらを見ると、そこには赤茶色く変色して折れたドアノブが…!

完全に閉じ込められてしまいました…

「ダダダダダン!ダダダダダン!」ドアを思いきり叩いてみても誰も助けに来てくれません。

それもそのはず、同居している父は耳が遠く、補聴器をつけないとちょっとやそっとの物音には気づかないのです。
お風呂場の窓から近所の人に助けを求めたところで、父が玄関のチャイムに気づかなければ意味がない。
そもそも、お隣さんも一人暮らしの高齢者…朝から大音量でTVがついてるので、助けを求める声など届かない…

もう八方塞がりです。
ま、実際塞がってるのは、浴室のドアだけですがね…

早々に遅刻を覚悟し、あわてて助けを求めるのを諦めた私は、浴槽にお湯をため、長期戦に備えることにしました。
本当なら気持ちいはずの朝風呂も、心配ごとをかかえてる時には、まったくリラックス効果なし…

「遅くても7:30くらいには(父が)起きてくるはず。洗面所に入ってきたらドアを叩いて開けてもらおう!」
一縷の望みを胸に、ひたすら時が経つのを待ちます。

ところが、隣の家の大音量のTVが7:30を告げ、遠くで目覚まし時計のアラームが鳴っているというのに、父は一向に起きてきません。

10分たち、20分たち…
「このまま父が目を覚まさなかったらどうしよう…」
別の心配が首をもたげてきたその時!
パタ、パタ、パタパタパタ…と、遠ぉーくから何者かが近づいてきます。
そして!ギィィィーっと洗面所のドアを開ける音。

2時間近く経過し、父が洗面所にやってきたところでドアを「ダダダダダン!ダダダダダン!」と連打して気づいてもらい、ようやく脱出。

生還してホッとしたのもつかの間、何か違和感を感じます…

恐るおそる、そちら、違和感を感じる方を見ると…

そこには、まるで老婆のようにシワシワに変わり果てた私の手のひらが…ギャァァァー!

ま、2時間近くも入ってたらふやけますって…(笑)



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